蜜恋の行方—上司と甘い恋をもう一度—


松浦と話していて、もしかしたら縁談なんてただの噂かもしれないって思って少し期待しちゃったけど……やっぱり事実だったんだ。
課長は昨日、可哀想だったから私を泊めただけで。

「私が知らないと思ったから……部屋に泊めたんですか?」
「は?」
「あ……ごめんなさいっ。違うんです……。
課長は、私がお願いしたから泊めてくれただけで悪くないのに……。
変な事言ってすみません」

思わず言ってしまった事を謝ると、課長はまだ少し顔をしかめたまま軽いため息をついて私に近づく。
そして目の前まできて、じっと見つめた。

「話が見えないけど、松浦の言うように誤解してるみたいだな」

そう言った課長が、真面目な顔をして続ける。

「縁談も、日曜日その縁談相手と一緒だったのも本当だ。
けど、縁談がまとまったって噂は嘘だ」
「え……」






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