溶ろけるよーな恋しない?

★停電



私は無事に家政婦と同様の仕事を
終え、お風呂に浸かった。

ーポチャン

「ハァァー。この2日間で色々な事
ありすきだよーー。」


カチッ


「キャァーーーーーーーーー!」

いきなりあたりが真っ暗になった。

私は小さい頃、夜に山で迷子になった時から、暗闇が怖いのだ。

「どうした?大丈夫か?」

悠斗の声がした。

「こわ、い…た、たすけて……」

ーガチャッ

お風呂のドアが開く音がした。

グスッ…グスッ
私のすすり泣く声がお風呂に響く。


「ひゃっ……。」


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