溶ろけるよーな恋しない?
「…遅い。」



「えっ!?…悠斗?先帰っていいって言ったよね?」


そこには下駄箱に寄りかかる悠斗がいた。




「奈恋ちゃーん!ごめんね待たせ…悠斗?」



そこに、太陽君もきた。




「は?なんで太陽?」




「委員会一緒だったから帰る事になったの。…みんなで帰るか!」




そして、真ん中に私、両脇に悠斗、太陽くんという形で帰っているのだが、悠斗はイライラしてるし、太陽くんは気まずそうだし…この二人なんかあったのかな?



私は思い切って聞いてみることにした。




「ねぇ、2人とも仲悪いのかい?」




「「…。」」


悠斗無表情。


太陽くん苦笑い。




そんなこんなで気まずい空気のままで太陽くんとは別れ、


悠斗と2人、終始無言で帰った。





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