溶ろけるよーな恋しない?
ードンッ
私は壁と太陽くんに挟まれる形になった。
太陽くんの両腕が私を挟む感じになってるので、私の逃げ道はない。
「…太陽くん?」
「俺、告白したんだけど。」
「え?いつ?」
てか、顔近い///
無意識にも顔が赤くなってしまう。
「…。まぁ、いーや。もういっかい言うから。奈恋ちゃん、俺と付き合って。」
「えええええーーーーー!」
嘘!告白されちゃった!
しかも、あの人気者の太陽くんに!
「返事は今じゃなくていいからさ。文化祭終わるまでに考えといて。」
文化祭まで…後約1ヶ月ってとこか。
「…うん。わかった。」
「さ、降りようか!」
切り替えはやっ!
太陽くんはついていた腕を離して
さっさと階段を降りていった。