愛しい世界は君がいるから





「なんだよ、それ。」


「…」


「俺は、愛斗が本気で
 お前を好きだから
 大事にすると思ったから…」



輝が悔しそうに

柵にもたれた。



「・・・・付き合うのって
 好きだけじゃ、だめみたい」 


「・・・・・萌々」



ふられてから


毎日家で泣いてるのに


涙はまだ


枯れてくれない。









< 124 / 200 >

この作品をシェア

pagetop