愛しい世界は君がいるから






輝が頭を撫でてくれる。


だけど、輝はまだ・・・・・


今日話しかけてくれたのは


今だにクラスで1人の私を


心配してくれただけ。


もう、輝には甘えちゃいけない



「・・・輝、ありがとう。
 1人になりたい・・・・・」

「そっか。・・・無理すんなよ」



輝が屋上を出ていってから


寝ころがって空をみた。


空は晴れていたけど


1人でみると、寂しい


多田君はいつも


この空を見てたのかな。










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