空色満開
私が通ろうとしたら、また腕を掴まれた。






「この前はよくも逃げやがったな」

男に睨まれた。
私にとっては、怖くもない。












「お前に関係ないだろ」

私は腕を振り払った。

















男は私の前に立ち口角を上げて笑って私を見た。

「俺は名前を教えたはずだ。
覚えてないのか、麻琉。」


なんで切なそうに私を見るの?




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