シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
ただお酒を作って、飲んで、楽しくお話をする。


お酒飲むのも人と話すのも大好きだった美優にとっては、


仕事とゆうより遊びのような感覚だった。



本格的にやってる人はきっとノルマとか大変だろう…


だけど、美優のようにバイトで、


しかもヘルプばかりの女の子はそんな事気にしない。


たまにムカつくお客もいるけれど、


基本的に楽しかったし、


昼の仕事よりは、夜の仕事の方が自分らしくいれる…


そんな気さえした――。





夜の仕事をしていると、色んな種類の人達と出会う事が出来る。


夜の世界が長く、何でもしりつくしたお姉さん、


大企業の社長さん、


県外や外国から来たお客さんなど、


キャバ嬢を続けていると、視野が広くなっていく気がした―――。
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