あほ、そうゆうとこが好きやねん
こいつ
学校なんてめんどいわ、女はきゃーきゃーうるさいし、授業はダルイし

そんなことを想いながら入学して3カ月がたった。

クラスの前を通る時一人、俺に興味を示さない女がおった。

「なぁ、お前名前なに?」

いきなりでびっくりしたのか、驚いた顔をしてる

「安田莉奈やけど、なんか用ですか?」

「お前、気に入ったケータイ出せ。」

戸惑う安田。

「はよせぇ」

出した瞬間奪い取り俺の番号とアドレスを登録した。

「ちゃんとメールも返せ。電話もすぐ出ろよ。」

そういって俺は屋上に無かった。

「なんやねんアイツ・・・」

俺はきっと一目惚れしたんかもしれん・・・・。

メールしてみた。
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To,安田莉奈

_____________________________

パンとジュース買ってこい。

あと、ガム。

今すぐに。


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パシってみた。


すぐ返事が来た


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To,山田流星

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あほか。いかんわ。

アンタさっきの俺様くんやろ?

自分で行け!

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この返事に俺は、絶対あいつを惚れさせるって決めた。

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