きみくじ当てます
「場所、わかんの?」
俺はにっこりと笑った。
「わかんねーよ!」
真宏は不可解な顔をしながら、走り出した俺の背中に向かって叫んだ。
「なんでそんな楽しそうなんだよ!」
真宏の声を聞きながら、俺は足を止めなかった。
なんで楽しそうかって?
それは俺と柊の秘密。
真宏には一生わからないと思うぜ
彼女を探す楽しみと、彼女をみつける楽しみは。
柊をみつけるのは難しいけど、俺が必ずみつけてみせるからな。
【end】


