わがままなヤツ


自分で鼻をすする音も聞こえへん。


なんかほんまに変な感じ…。


隆介が背中を
トントンってしてくれた。

思い出した。


いつかもこうして
隆介が背中を叩いてくれたなぁ。


そうしたらうちも
あったかい気持ちになる。



《また付き合ってくれる?》


泣きながらうちは
ゆっくり大きく頷いた。



また始まります。

雅のラブストーリー。





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