それでも貴方を愛してる




ーーーーーーー…




「じゃあ、要とお弁当食べて来るね」



それは、いつものように昼休みに私が要の所へ行こうとした時に起こった。





「…もう、辞めなよ!!!!!」





若菜の大きな声が教室中に響き渡った。

多分、廊下にも響いた。




教室にいた誰もが私たちに注目しているのがわかった。




「わ、若菜…?」




私はなんで若菜が急に大きな声出したのかわならなくて困惑した。



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