そんなあなたは先生でした…(下)
ファミリーレストランに入ると、
舞花ちゃんが手を振っていた。
「ごめんね、待たせちゃった?」
「ううん、大丈夫」
舞花ちゃんは天使のような微笑みだ。
それに、今日は白のワンピース。
天使だ。
頭の上にお花の輪っかが似合う……♡
「礼ちゃん?」
「え?
あ、ごめんごめんっ」
あたしは舞花ちゃんと向き合うように
座った。
「で、話したいこととは?」
飲み物を注文して本題に入っていった。