そんなあなたは先生でした…(下)
礼side
舞花ちゃんとファミリーレストランを後にして帰宅。
どうやって告白するか二人で話し合っていた。
「ただいまー」
この日、恭哉は美容院に行っていた。
もちろん、麗華さんと奏さんが経営するflowerに…。
「恭哉くん、おかえりっ」
髪を切って整えてもらった恭哉くんは、
一段とチャラく……、じゃなくてかっこよくなっていた。
「お、ただいま」
リビングに行って、
アイスを取り出す。
あたしにも一本くれた。
りんご味。
あたしが好きなやつだ……。