そんなあなたは先生でした…(下)
この女性が俺の彼女なのか……
そう思うと、
何も言えなかった。
「似合ってる?」
笑顔でクルッと回った君が
あまりにも愛くるしくて。
店員さんが空気を読んでいなくなったのを感じて、
俺は麗華を抱き上げた。
フワッと浮く。
「奏!?」
お姫様抱っこをしてクルクルと回る。
「わぁー」
はしゃぐ君はとても無邪気だった。
「目が回る~、奏ってば!!!」
肩を叩く君さえ可愛いく思う俺はきっと重症患者。
麗華中毒かな。
近くのソファーに姫君を降ろした。