そんなあなたは先生でした…(下)
「必ず、礼さんを幸せにしてみせます。
僕たちの結婚を認めていただきありがとうございます」
「こんな母親から生まれた娘ですが、
私とは違い優しくていい子なんです。
少しおっちょこちょいなところもあります。
私に似て酷いことを言うかもしれません。
でも、礼を信じてあげてください。
あの子は一生懸命なんです。
よろしくお願いします…」
涙を浮かべながら伝えられた言葉を
強く
重く
自分の心に刻みながら
「もちろんです」
と俺は返事をした。