恋愛指導は秘密のくちづけで
ドアを閉めると、資料室は満杯状態。


「近藤さんから、追加で探してもらいたいものがあるそうで、過去5年分の偏差値推移についての本なんですが」


「ちょっと待ってね。まずは進学指導の資料を探さないと」


棚を見上げると、欲しかった模擬試験資料集がわたしの背の高さに並べてあった。


「あ、これなんだけど、届かないや」
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