恋愛指導は秘密のくちづけで
白髪まじりの短髪の黒髪。

白いワイシャツの上には灰色のベストと同色のスラックス。


黒ぶちのメガネをしていた塚越先生の姿があった。


「塚越先生、ちょっと時間よろしいでしょうか」


「いいですけど、進路のことですか」


「ちょっと柏葉が」


と、近藤さんがわたしの背中を押した。


「え? え!?」


「わかりました。柏葉ちょっと待ってろよ」


近藤さんはニコっと笑顔を浮かべ、進路指導室の中に入っていった。
< 133 / 263 >

この作品をシェア

pagetop