俺が彼女を抱けない理由
次の日の夕刊は大変な事になっていた。
【高井祐介熱愛!!】
兄貴と沙希の2ショット写真に加え二人が外に出て行ってからの一部始終が記事になっていた。
まじかよ。。
・・・沙希
『もしもし葵?今沙希のうちにいるんだよな?』
『。。うん』
『見たのか?』
『うん。さっき一緒にコンビ二に行ったら大騒ぎになってて』
『沙希は?』
『動揺してる』
『明日になったらもっと大騒ぎになってると思うけど気にするなって伝えといて』
『分かった』
『じゃあな』
『うん』
俺は急いで親父を探した。
あの人は芸能界には顔が利く。
「マナさん。親父は?」
「ちょっと待ってね」
親父が部屋から出てくる。
「あいつは自分で自分の首しめて。。何やってるんだ?相手の女の子に迷惑かかることくらい分かってることだろ?」
「親父の力でどうにかならない?」
「これだけ広がるともう無理だな。祐介の事務所に任せるしかないだろ」
「そっか。。。」
「祐介は仕方ないけど相手の女の子だけ傷つかないようにしてやれよ」
「。。分かった」
次の日、想像通りテレビやネットはその事で持ちきりだった。
ネット上の広がり方は怖いものがあった。