キャバクラ探偵遥奈
るみ
「恋人商法に騙される被害者が最近急増してる
なんであんなもんに、引っ掛かるのかしら
私には分からないな

でも逮捕するには、現行犯しかない
どうするか…

やっぱりあれ!
おとり捜査がいいかも
それに、あいつなら
勝手におとりに、なってくれる
これでいこう」


もちろん、あいつとは
あっき〜である

あっき〜は、るみからの恋人商法の被害状況を聞いていたにも関わらず

当然この後、恋人商法に引っ掛かる


あっき〜
「なるほど…
恋人商法という犯罪が増えてるんだ
こんなものに騙されて、馬鹿な男もいるもんだ
ハハハハハ(^O^)

今日その打ち合わせなんだけど
るみたん、遅いな〜」


るみは、指定した打ち合わせ場所に、あっき〜を呼び出し
あっき〜が恋人商法に引っ掛かるのを今か今かとものかげから見ていたのであった


るみ
「早く引っ掛かれって
あっ!
来た来たあの女の子…」


刑事るみは、前々から内偵捜査によって、ある恋人商法の店舗をマークしていたのであった
そしてその店の女の子が、あっき〜に近寄って来た…

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