キャバクラ探偵遥奈
私だって彼女が欲しい!
恋だってした〜い

店長という立場上
おおっぴらには言えないが
私だって男の子

しかし、私は店長なのだ

日頃は、従業員の女の子に客をもっと取れ、同伴しろ、高い酒頼ませろなど
厳しい事を言っいる

それが、この業界の仕事であり、彼女達の役目でもある

従業員の彼女達は、月に二度の給料日がある
給料日は月始めと中場である

その給料は、当然の事ながら出勤日数や出勤時間数
それに指名回数や同伴回数
さらに、お客様がお酒や食べ物を頼んだ値段におおじて変わる

彼女達は、お店にお客様を連れて来てくれる営業マンと言ったところか

はっきり言おう
私は店長であるが
彼女達より給料は低い(T_T)

こんなに働いてるのに…

その少ない給料を使い
私はある店(クラブ)を訪れた

始めは、同業店の偵察目的で入った

なんども言うが、私はクラブの店長
同業店の繁盛ぶりや女の子の接待態度、内装や値段、さらにトイレの清潔ぐわいなど

しかし、その店で偶然来た女の子に、一目惚れしてしまった

いいだろう!
私だって男なのだから…

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