キャバクラ探偵遥奈
あっき〜
「早速ですが、モンスターペアレントについての依頼ですが
私達に、どうして欲しいのでしょうか」

校長
「はい、その件なんですが
私もホトホト困っておりまして
最近の親は、あれやこれやと、わがままな事を言ってきて
とてもじゃないですが、対応出来ません
他に頼るところも無く、探偵さんにお願いする事にしました」

遥奈
「どのような事を親達は言ってくるのですか」

校長
「はい、例えばですが

うちは共働きだから、子供の送り迎えや、親が帰ってくるまで面倒見てろとか

成績を上げる為に、体育の授業をやめて、算数や国語の授業をやれとか

中には、授業料や給食費を義務教育だからという勝手な言い訳で支払わない親もいます」

あっき〜
「へ〜凄い事になってますね
昔は先生といえば、偉い人として親や世間から尊敬されたものですけど…」

校長
「今は変わりました
私が教壇に立っていた頃は、こんな事はなかったです

親が親に成り切れてないようです
独りっ子で育てられた子供達が現在親となっています
甘やかされて育てられたのでしょうか
わがままな親が増えてます」

遥奈
「そぅなんだぁ〜
でも私達探偵に、何か協力出来るでしょうか」

校長
「明日、体育館で全学年の親を対象とした集会があります
おそらく、いろいろ言ってくるでしょう
探偵さんにも、そこに同席して、対応を手伝っていただきたいのです」

あっき〜
「その程度でしたら、分かりました
私達に出来る限りやらさせていただきます」

校長
「ありがとうございます
成功のあかつきには…
大きな声では言えませんが
実は私は、大のキャバクラ好きでしてf^_^;
そちらのパブクラブMで遥奈さん指名で、朝まで一緒に遊んじゃう
というのはどうでしょう?」

遥奈・あっき〜
「(-.-;)…」

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