【完】999本のバラを君に。
翌日の昼休み、あたしは翔太と桜の木の下で食べている。
「真優、今日も実行委員?」
「うん」
「いつも終わるの18時くらいだろ? 俺も担任に手伝い頼まれてるからさ、一緒に帰ろうぜ?」
「うん!」
「ってか、最近暗くなってきたろ? 大丈夫だったか?」
「平気だったよ? 悠太君、駅まで送ってくれたし!」
あ……。
あたしが、そう言うと翔太は不安そうな顔を見せた。
「大丈夫だよ! 帰り道の間だけ、だし……」
「真優、ほんとに2人きりはそのとき、だけ?」
「……ごめん」
「ん、話せよ」
そう言って、翔太はあたしに優しく口付けた。