ごめんね。
「公園にいつまでもいても寒いし、私の家に行かない?」
「そうだな。じゃあ、お邪魔する」
「うん、行こう」
公園を出ようとしたら、大和が笑顔で手を差し出しすから
本当にあの頃のように大和の隣を歩けることを実感し、また泣きそうになりながら大和の手の上に手を置いた。
2人手を繋いで同じペースで歩く。
それだけのことで心がほんわか温かくなる。
「ねぇ、大和は今どこに住んでるの?」
「ん?今隣の県に住んでる」
「そうなんだ…」
私の職からして移動することはできない。
遠距離か…。
あの頃大和を好きでも、しようともしなかった遠距離恋愛。
きっとあの頃の私ならまたここで「やっぱり付き合うのをやめよう」と言ってたかもしれない。
でも、もう私も大和も大人になった。