いつもの指定席




大学1年の春、
私は大学の軽音サークルに入った。



新歓のライブでキミに
一目惚れしてしまったんだ。



金髪ですこしパーマが落ちてしまった
ようなくせのある髪




私より遥かに高い身長




子犬のようなおおきな瞳




そんな容姿に合う
甘くとけるような歌声




私は一瞬にして奪われてしまった




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