『武士ドルが斬る!?』 〈後編〉


 「ご無理はなさらぬよう…大事にはいたらなかったようですが体を強く打っているようですから…。」



 私の体を手早く支える突如現れた美女に私は支えられつつキョトンとした状態で身を任せた。




 「そうじゃ…!!

 吉乃…!!


 そなたにはまだこっちの濃は紹介していなかったな?」



 明らかに同様して目を泳がせる私をみた殿は…ニヤリと笑った。




 「えっ…………?」



 更に困惑する私の様子を笑い飛ばした殿を見てその美しい女性はキリリと鋭い瞳で殿を一喝する。




 「殿っ!!

 悪ふざけがすぎますよっ!!


 ごめんなさい…。


 姉さま…。


 私…“帰蝶”〈キチョウ〉と申します。


 濃姫には‥お会いになりまして‥‥‥?」



 「えっ!!

 えっ!!


 ちょっと‥‥!!

 待って‥‥!!

 一体どーゆうこと?」



 事の真相が全くわからず私は更にパニクになったとこを見て‥近くの引き戸をあけた殿が大声で叫んだ。



 「濃っ――――!!

 ちょっと‥‥来い!!」





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