【完】うしろの席のオオカミさん
「お姉ちゃん、大上くんのこと知ってるの?」
お姉ちゃんの前にあるご飯に視線を落としながら聞いた。
絶対ご飯冷めちゃってるよね。
食べないのかなぁ。
「そのイケメンくんの姉とお友達なのよ、あたし。バイトも一緒だしけっこうご飯も行くから仲いいよー」
「えぇっ!?」
なんじゃそれ!
世間って狭いね。
大上くんのお姉さんとうちのお姉ちゃんがお友達だったなんて!
てか、大上くんお姉さんいるんだ。
一人っ子な感じがしたな。