久遠の剣客


―――私は声を持たず…二胡は声色の音色を持つ…。


その幾つかのキーワード的な言葉に先程の怨霊達の言葉が蘇った。


―――そういえば…彼女たち…ワタシニナリタイって仕切りに言っていた…。
それと…何か関係あるの??


緊迫した状況のなか2人の頷きに確信を覚えて私は二匹を抱き寄せた……。


―――最初から事の真相教えて~!!

あのあと私が意識がなくなったあと…何がおきどんな事態へとなっていたのか…。


その言葉に二匹は互いに――長くなるけど…と前おきして一連の流れを話しだした。
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