久遠の剣客
生まれながらにして備わっている完成品。
伽耶の二胡で化物に魂を売り渡してまで何を手にいれたいかはわからないけれど笑う声すら気品溢れる明るい声は否応なしに追い打ちをかけた。
「違う番組に変えようかしら?」
私の表情がくもったのをみて母親がテレビのチャンネルを変えるけれどもどの局でもその報道を取り扱っているせいかまるで映像が追ってくるようにどの局でも放送していた。
ーーーもう、いいよ!
私、顔洗ってくる‼
手話でそれだけつげてそのまま洗面所に行きぼんやり洗顔したり身なりを整える。