久遠の剣客
うっすらと銀狼は重いまぶたをあけた。
ゆっくり空中回転しながら下降してゆく。
―――ここは……!!!
―――よかった!!!
無事意識回復して…でもなぜここに…?
―――なぜってお前の馬鹿デカイ悲鳴が聞こえてきたら竜巻みたいなものができてたから鷹と飛び込んだ!!
―――そうだったんだ。
一体…ここは…???
―――ここはわしの書の中じゃよ…。
――書の中…?
李柏さんの言葉を繰り返し答える銀狼も周囲をみた。
―――シルクロードって知ってる?
―――シルクロード!!!