久遠の剣客


――コンコン…。


「久遠……。
起きてるの?」


枕の下にいた私は慌てて起き上がるてもうそこには普通にシベリアンハスキー犬に化けた銀狼??がいた。



「銀…!!

一緒にいてくれてありがとうね…。」


部屋に入ってきた母親は銀…の頭をなでた。


―――どーなってるの???


混乱したまま私は枕を自分の膝に置いた。


「リハーサルの事なんだけど…どうする?

久遠が決めていいのよ!!

もし出れなくても大丈夫だし…って言ってくれてるし…。」
< 318 / 383 >

この作品をシェア

pagetop