親から守れるのは俺
二人は店を出ると近くのカフェに入った
席に座るとメニューを開いた
「お腹減ったでしょ?」
『私、お金持ってないから』
「大丈夫、お兄ちゃんにもらったから」
『でも…』
「義兄妹なんだから頼ればいいじゃん」
『はぁ…』
「あとさ、もっとフレンドリーな感じでしゃべってよ!」
『フレンドリー?』
「うん!」
『頑張ってみる』
二人はお茶と軽食を頼んだ
『あの』
「?」
『圭人って歳いくつ?』
「訊いてないの?」
『車を運転できるっていうのと音大生としか教えてもらえなかった』
「あはは、音大の1年生」
『そうなんだ…』
そこに飲み物が運ばれてきた