ミリオンラバー
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「坂梨~唐揚げってさ、作り方ちゃんと知ってんの?」

翌日、柚羽は学校の昼休みに光本と共に文化祭の打ち合わせをしていた。

すでに午後の時間帯だというのに教室に小暮の姿はなかった。

やっぱり来ないのかな…

柚羽はふうっとため息をついた。

「おい坂梨?聞いてる?」

「え?ああ。作り方?それくらい知ってるわよ。鶏肉を焼けばいいんでしょ。」

「ばか。焼いてどうすんだ。そりゃ焼き鳥だろ」

「あ、そっか」

「やっぱさ、やるからには売れるもん作りたいよなー」


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