ミリオンラバー
「私は知ってるけどね」

まっすぐに小暮を見たまま柚羽は言った。

「小暮君が優しい人だってこと」

そして得意げに笑った。

「よし。そろそろ帰るね。また明日学校でね」

もはやお約束となった別れの挨拶を述べ柚羽は帰っていった。
< 46 / 104 >

この作品をシェア

pagetop