SKYBlue



クラス表の張り出されている玄関に行った。

でも生徒がたくさんいて全然前に進めない。


「全然見えないね?」

「任せて!」


優香は人ごみをかき分けて前に進んで行く。
私はその後ろをついて行く。
一気にクラス表の前にきた。


「ここは2組のクラス表だね?」

「そうだね?」

「ともかと私の名前が入ってますように!」

「3人が同じクラスでありますように!」


優香と一緒に名前を探した。


「あっ!私の名前あった!」

「私もっ!」

「本当に?」

「うん!」


嬉しい事に私と優香の名前があった。
でも、隆平の名前は探しても出てこない。

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