SKYBlue



「そういえばあいつどこにいったの?」

「いないね?」


私がキョロキョロしていると後ろから隆平がきた。


「俺の名前あった?」

「「…」」

「何?その反応…」

「私とともかは2組…でも隆平は違うクラス…」

「はぁ?」

「きっと隣のクラスだよ!」

「そうだよ!見てみよう!」


私は隆平の手を引っ張って3組のクラス表の前に行った。
すると上から2番目に隆平の名前があった。


「あったね…?」

「嫌だ〜!ともかと一緒がいい!」


駄々をこねる隆平。


「ちょっと…!」


また周りの視線が痛い。


「隆平!ともかは私に任せなさい!」


とっても偉そうに言う優香。


「優香!クラス代わろう!」

「絶対嫌だ!」

「頼む!」


その場で土下座をする隆平。

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