SKYBlue
コンコンっ!
ドアをノックする音が聞こえた。
「どうぞ〜」
ドアが開いた。
そこにはロンがいた。
「メイドから聞いたよ?叔父様と叔母様が帰ってくるんだってな?」
「そうなの!ロンも楽しみでしょ?」
「そうだな〜」
「何ヶ月ぶりかしら…」
私は考えた。
「えっと…6ヶ月ぶりくらい?」
「ともか?」
「なに?」
「俺さ…ともかの事が好きなんだ」
いきなりの告白。
「え?」
「キスしたとき、ともかは泣いただろ?」
「うん…」
「理由はなんだ?」
「それが…私にもはっきり分からないの…」
「もしかして、好きな人でも?」
「う〜ん…いないとも言えないかな?」
「そっか…。ごめんな?キスして」
「うん…」
ロンは優しい。