SKYBlue



優香もとうとう恋をしたのか〜…。

なんか青春だな〜。

その後は優香が私を家まで送ってくれた。


「じゃ〜また明日ね?」


大平さんが運転する車に優香は乗って窓から手を降る。


「また明日ね!」


メイドが私のカバンを受け取り、私は家の中に入る。

家に入るとちょうどロンが螺旋階段から降りてくる途中だった。


「おかえり!ともか!」


笑顔で言うロン。


「ただいま!お食事は?」

「まだだよ?ともかと食べたくて!」

「ごめんなさい。私、ちょっと食べてきたの…」

「そうか〜!優香と?」

「うん…」

「じゃ〜今から食べてくるよ!」

「うん!」

笑顔で階段を降り、食堂に向うロン。


「ロンにおいしい食事を用意してあげて?」

「かしこまりました」


メイドは食堂に向った。


「お嬢様、旦那様からお電話があり、1週間後に奥様と帰宅されるそうです」

「本当?!」

「はい」


私は嬉し過ぎてメイドに抱きついてしまった。


「おっお嬢様!!」


メイドがビックリしている。


「嬉しい!!その日はご馳走を用意してちょうだい!!あと、ドレスもねっ!」

「かしこまりました」


メイドはお辞儀をしてさがる。

私は自分の部屋にいった。

お父様とお母様が帰ってくる。

早く会いたいな〜。

< 41 / 45 >

この作品をシェア

pagetop