SKYBlue



「ちょっとやめてよ!」


私は慌てて言った。
でも優香は腕を組んで王様気取り。


「ほら、立って!」


私は隆平の肩を掴んだ。


「ともか…」

「何?」

「休み時間は絶対顔出すから!」

「うん!」

「お昼も一緒に食べような!」

「3人で食べようね!」


隆平は立ち上がり、優香の前に立った。


「何よ!」

「ともかを頼んだ」

「わかってる!」


何故か2人の意見が合っている。

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