愛の協奏曲



それからもあたしたちの関係は崩れることなく相変わらず毎日お互いに愚痴をこぼしながら聖夜は私の練習に付き合ってくれていた



変わったのはなぜか私は聖夜と一緒にいると楽しくなっていた


毎日の練習が楽しみだった


4時間立ちっぱなしでも聖夜と笑いあいながら練習するのは楽しくて仕方がなかった



もちろんエドゥアール先生の練習も欠かしてはいなかった


あたしの腕は確実に上がっていった



















コンクールまであと10日




























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