bloody mary



そんな理由で、俺は母国に舞い戻った。

これが鼻血に翻弄されて転がり続けた、俺の半生だ。
涙も感動もねぇよ。

殺し屋ブラッディマリーは、しばらく休業。

鼻血のない平穏なバカンスになるかどうかは、神のみぞ知る。



< 16 / 464 >

この作品をシェア

pagetop