月灯りに照らされて
とりあえず、橘の両親は、帰って来ない薫さんの代わりに
私を、可愛がってくれてるし、少し寂しかったが、問題なく過ごしていた。

********************

「久しぶり、沙織、元気だった?」

「麗華も、ちゃんと奥様してるの?」

今日は、久しぶりに麗華とランチに行きたくて、スタバで待ち合わせを
していた・・・。

「どうよ、新婚生活は・・・といっても入籍してから1年ちょっと
 経つもんね!」

「うん、相変わらずよ。旦那様は優しいし。お義父さん達も良く
 してくれているわ。しいて言えば、旦那様との時間がない事かな・・・」

「時間がないって、そんなに旦那さん、忙しいの?」

「うん、相変わらず・・・。それに今、また揉めているでしょ!
 あーん、私とのラブラブの時間を返して欲しいわ・・・」

「麗華、あんた達、エッチは、週何回なの?」

突然、沙織が聞いて来た・・・・

「ブハッ・・・・ちょっと、沙織、こんなところでなんて話を
 するのよ!」

「だって、新婚なんだから、毎日かと思っていたんだけど・・・
 そんなに旦那様が忙しいようだと、ちゃんとしてるのかなぁー!?
 って思ったのよ!その分だと、毎日はなさそうね・・・」

「・・・・・・・・・」首を縦に振り

「えっ、じゃー、忙しいんなら、週2回?」

また、首を横に振り

「週1回・・・・」また横に振り

「いったい、何回なのよ!」

「月1回あるか、ないか・・・・・」

「えっ・・・・・マジで・・・・・」

私は、頷くことしか出来なかった・・・・。
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