晴れ時々毒舌2

その若者でした。まぁ香水つけても良いんですよ。




僕は、現場に着くとマイクロバスに乗っていた三十代後半の仲間に高山さんコーヒー奢ると言われて自販機まで連れて行かれました。



この男は、長い付き合いで、今回僕が呼んできた一人です。



今回もトンネル掘削の班に、入り頑張ってます。



腕も良いんですが、人間性が、更に良いんです。



その彼が、自販機に僕を連れて行きながらありゃ駄目だからなんとかならんですかね?って聞いて来ました。



ありゃとは、香水男です。



どう駄目なんだと聞くと機械に乗れないしちんたらちんたら仕事するとの事でした。


何故そんなの雇うんだ?となると元請けに知り合いが、いてそのコネで入ってるのを知ってました。



僕は、今日観てから決めるけど、元請けのコネが、心配だなと答えました。



その日は、僕は、あちこち現場を観て歩いたり仕事を手伝ったりしてました。



香水男も気にして時々観てましたが、駄目だなと思いましたね。

< 5 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop