I am me.
そして何かが倒れるような音が聞こえた。
ん?誰か倒れた?
恐る恐る目を開けるとそこには・・・・地面に転がる男子と男子の横で倒れている美香の姿があった。
え。なにこの現状。
呆然とする私をよそに美香はすぐ起き上がり、男子を説教し始めた。
「女子に何してんの?!まったく!!まだ中坊の気分かよ?!ありえないでしょ!てか!後ろでぼーっとしてる男子!!お前も止めろよ!!そんな腰抜けだからふられるんだよ!!」
すごい剣幕・・・こんなに美香が怒ってるとこ見たことないわ。
というか本当に怖い。私が怒られているわけでもないのに鳥肌が立った。
男子どもはその剣幕におされてしばらく黙って下を向いていたが、そのうちふたり揃って謝ってきた。
そして顔を赤くしたまま階段を降りていった。
さっきの喧騒さが嘘のように屋上は静まり返った。
あぁなんでこんなことになってしまったんだ・・・。
屋上で二人で会うのは・・・・もうだめだ・・・・足がふらつく。
でも何か言わなきゃ・・・・お礼言わなきゃ。
「・・・美香・・・?あの・・・・ありがとう・・・。」
「・・・・・どういたしまして。」
そう言ったあと、美香が急に走り出した。
突然のことに唖然としたが、気づいたら私はその後を追っていた。