わたしの旦那さんは芸能人。



メイク室と書いてある部屋に入ると男性と女性2人が立っていた。



男の人は井口さん。


優真くんのメイク担当らしい。

女の人1人は助手さんの伊藤さん。


もう1人の女性はファッションのコーディネーターの切井さん。





「結菜スッピンだよね?」

『うるさいな』

「伊藤ちゃんにやってもらえば?ね?」


「そうだよ」

と、井口さんが笑って言った。





優真くんの一言でこんな事になるとは…

思いもしなかった。


優真くんはどれだけの主導権があるのか。





私はよくわからないまま伊藤さんにメイクをしてもらう事になった。





< 144 / 192 >

この作品をシェア

pagetop