イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
何度呼んでも返事はない。

抱きかかえてゆすってみても、

何の反応も示さない。

・・・

今までにないくらい叫んでいた。



「誰か!救急車!」

・・・

咄嗟の事に、

ここが外国だと言う事を忘れていた。

・・・

私の声に驚いた人たちが、

たくさん集まっていた。


『どうしたんだ?』


「・・・あ」

そうだ。英語で伝えなくては・・・

・・・

『大事な彼女が目を覚まさないんです。

救急車をお願いします』

私の言葉に、

その場は騒然となった。

・・・

友子の身に一体なのが起きたのか?


不安は募るばかりだった。
< 271 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop