イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

「友子が謝る事じゃない。

・・・航に、謝ってもらわないと、な」


・・・航に？？

なんで、航が謝らなければならないのか？

やっぱり意味が分からなくて、

秀人を見つめた。

・・・

秀人は私の手を両手で包み、

優しい笑みを浮かべた。

・・・


「…おめでとう。そう言うべきなんだよな？」


「・・・え？？」


「友子のお腹の中に、

小さな命がいるんだよ・・・

航との大事な、大事な赤ちゃんだ」


「？！！」


「私と友子の事を、

とことん邪魔しないと気が済まないみたいだな。

・・・航は」

秀人はそう言って、

クスクスと笑った・・・

・・・

まだ５週目に入ったばかりの

小さな小さな私と航の赤ちゃん。