緋色の空
ある昼下がり
ある昼下がり、束の間の睡眠を貪っていると、奇妙な夢を見た。夢の中では僕は、虫のような姿をしていた。触覚があり、茶色の肌。


そして、僕は何度も何度も、踏みつけられる。果てのない苦痛。


汗だくになり、僕は夢から覚めた。ひどい動悸。


洗面所に行き、急いで顔を洗う。なぜか、胸が張っていた。





・・・僕は鏡を見た。



鏡の中には玲奈がいた。
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