ペット溺愛中。
「白!」



タマが悲鳴のような声をあげ、白に駆け寄った。


「碧兄ちゃん、やめてよ!」

翠が俺を押さえつける。
それでも怒りは収まらなかった。それどころか、暗雲が立ち込めるようにもくもくと俺の暗い気持ちが湧いてくる。

「碧!なんでこんなことするの?タマ痛いのは嫌だよ!」
< 148 / 200 >

この作品をシェア

pagetop