ペット溺愛中。
高坂桃子とは、高二のときに付き合っていた。
俺には初彼女で、凄く大切に思っていた。

でも、高校三年の秋、高坂は俺じゃない男と歩いていた。


「真面目すぎて飽きた」


高坂に問い質すと、さも当たり前のようにそう答えた。

反省も後悔もしてなかった。
< 66 / 200 >

この作品をシェア

pagetop